重症心身障害のある方について
重症心身障害とは、自分で体を動かすことができない重度の肢体不自由と、年齢に相応した知的発達が見られない重度の知的障害が重複している状態をいい、その状態にある子どもを重症心身障害児、さらに成人した人を含めて「重症心身障害児(者)」と呼びます。
主な特徴
- ほとんど寝たままで自力では起き上がれない状態の方が多いです。
- 移動、食事、着替え、洗面、トイレ、入浴などが自力ではできないため、日常の様々な場面で介助者による援助が必要な方もいます。
- 声が出せても会話で意思を伝えることは難しい。口や目の動き、身振りなどを用いて意思を伝えるが、日常的に介護している人でないと読み取りづらいこともあります。