知的障害のある方について
知的障害のある方は、概ね18 歳頃までの心身の発達期に現れた知的機能の障害により 、知的な遅れと社会生活への適応のしにくさのある方です。重度の障害のため常に同伴者と行動される方もいますが、障害が軽度の場合には会社で働いている方も大勢います。
主な特徴
- 複雑な話や抽象的な概念は理解しにくい
- 人にたずねたり、自分の意見を言うのが苦手な方もいる
- 漢字の読み書きや計算が苦手な方もいる
- ひとつの行動に執着したり、同じ質問を繰り返す方もいる
知的障害のある方は、概ね18 歳頃までの心身の発達期に現れた知的機能の障害により 、知的な遅れと社会生活への適応のしにくさのある方です。重度の障害のため常に同伴者と行動される方もいますが、障害が軽度の場合には会社で働いている方も大勢います。
【障害者からの申出】
イベント会場において、知的障害のある子供が、発声やこだわりのある行動をしてしまう。
【申出への対応(合理的配慮の提供)】
会場のスタッフが母親から、子供の特性やコミュニケーションの方法等について聞き取り、落ち着かない様子のときは個室に誘導するなどの対応をした。
【障害者からの申出】
フロアガイド(店舗案内図)の漢字が読めないので振り仮名を振ってほしい。
【申出への対応(合理的配慮の提供)】
フロアガイド(店舗案内図)に振り仮名を振って渡した。
【障害者からの申出】
初めて行く歯科医院だと、極度に施術を怖がってしまう。
【申出への対応(合理的配慮の提供)】
事前に相談があったので、施術室の椅子に座って歯磨きの仕方に関する話をするなど、施術をしないで場に慣れるだけの機会を設けた。