聴覚・言語障害のある方について
(環境の整備)

聴覚・言語障害のある方について

聴覚障害のある方の中には、全く聞こえない方と聞こえにくい方がいます。
さらに言語障害を伴う方とほとんど伴わない方がいます。
また、言語障害のある方は、その原因によって聴覚障害を伴う場合があります。

主な特徴

  • 外見から分かりにくい
    → 外見からは聞こえないことが分かりにくいため、挨拶したのに返事をしないなどと誤解されることがあります。
  • 視覚を中心に情報を得ている
    → 音や音声による情報が得にくく、文字や図などの視覚により情報を入手しています。
  • 声に出して話せても聞こえているとは限らない
    → 聴覚障害のある方の中には声に出して話せる方もいますが、相手の話は聞こえていない場合があります。
  • 補聴器をつけても会話が通ずるとは限らない
    → 補聴器をつけている方もいますが、補聴器で音を大きくしても、明りょうに聞こえているとは限らず、相手の口の形を読み取るなど、視覚による情報で話の内容を補っている方も多いです。

聴覚・言語障害のある方への「環境の整備」の事例について

  • 【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】受付窓口での順番の呼び出しが音声のみの案内となっており、聴覚障害のある方に伝わらない。

    【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】
    受付窓口での順番の呼び出しが音声のみの案内となっており、聴覚障害のある方に伝わらない。

  • 【環境の整備】音声以外の案内方法として、順番になると振動してお知らせする機器を導入した。

    【環境の整備】
    音声以外の案内方法として、順番になると振動してお知らせする機器を導入した。

  • 【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】聴覚障害のある方と現在は筆談でやり取りしているが、より簡単に意思疎通したい。

    【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】
    聴覚障害のある方と現在は筆談でやり取りしているが、より簡単に意思疎通したい。

  • 【環境の整備】今後、他の聴覚障害のある方々とも簡単にやり取りができるよう、タブレットを導入し、店員が話した内容が文章に自動変換されるアプリをインストールした。

    【環境の整備】
    今後、他の聴覚障害のある方々とも簡単にやり取りができるよう、タブレットを導入し、店員が話した内容が文章に自動変換されるアプリをインストールした。

  • 【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】ホームページに掲載されている商品案内の動画が音声のみとなっていて、聴覚障害のある方は内容がよく分からない。

    【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】
    ホームページに掲載されている商品案内の動画が音声のみとなっていて、聴覚障害のある方は内容がよく分からない。

  • 【環境の整備】聴覚障害のある方にも動画の内容が伝わるようにするため、新たに商品案内動画を作成するときには、字幕を表示できる機能を追加することにした。

    【環境の整備】
    聴覚障害のある方にも動画の内容が伝わるようにするため、新たに商品案内動画を作成するときには、字幕を表示できる機能を追加することにした。